「かっこいい大人」と「イタい大人」の分かれ道

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イタイ大人にならずにカッコイイ大人になるために
30代、40代になって学生時代の同級生に会うと、若い頃は皆同じようだったはずなのに、年齢が上がるにつれて「かっこいい大人」と「イタイ大人」、2つのタイプに分かれているように感じませんか?
それには、もしかすると身につけてきたコミュニケーションマナーの違いが分かれ道かもしれません。洗練された大人になる為に身に着けておきたい会話やファッションの心がけについてお伝えします。

コミュニケーションには「自分の」年齢によって変わる
コミュニケーションと言うと、相手との接し方・話し方を指すと考える人が多く、「相手が目上だから、年下だから……」という相手の年齢によってその方法が変わるものだと思いがちです。

コミュニケーションには、相手の立場や年齢によって変えるだけでなく、自分自身の年齢によっても変化させていかなければなりません。実はこれが重要なポイントなのです。

では、自分が若かったころと、自分が大人になってからのコミュニケーションは何が違うのでしょうか。そして、今の自分を何を変えていかなければいけないのかをお話ししていきます。

「相手がどう受け取るか」をかんがえた会話
若い頃の自分が言いたいことをそのまま伝えるのがコミュニケーションでした。

自分の思ったことを、感じたことをそのまま相手に伝えるストレートな言葉は若々しさや初々しさを感じますし、それも若さゆえの魅力にもなり得ます。
逆にいうと、たとえ相手が返しにくい答えであっても、「若いから」という理由で許されてきたとも言えます。

でも、ある程度の年齢を超えたら、相手が話しやすい会話を考える事が必要になってきます。

「自分がこう言ったら、相手はこう返してしてくれるだろうな」、そして、「こういう話をすれば相手も喜んでくれるだろう」という考え方で、会話を事前に計算するのが大人のコミュニケーションです。

つまりは、自分の思ったことを言ってスッキリ!と言うのは大人のコミュニケーションではありません。

たとえるならば、バレーのトスと同じです。どんなトスで渡せば、相手には受け取りやすくなるのか、次へ繋ぎやすくなるのか。相手のことを思って発言する、会話をする事を心掛けることが大人の会話のマナーになります。

ファッションには「相手へのプレゼント」
会話以外にも、見た目が与える印象にもコミュニケーションの一部です。ファッション・メイクにも大人のマナーがあります。

会話と同じで、「相手が自分のファッションを見てどう思うか」を考えるという事です。

若い頃には、自分に合うメイクや自分の好みのファッションをするのが当たり前で、まるで周囲と競うように着飾ったりする事もあったかと思います。

でも、そんな自分達が輝いていた20代の頃のファッション・メイクを、40代、50代になっても続けていたら……やはり、まわりから見ればイタイ人になってしまう可能性が高いですよね。

大人になったら自分がやりたいファッションやメイクで突っ走るのではなく、相手に好感を持ってもらえる、「相手へのプレゼント」になるファッションを考えられることが「かっこいい」のではないでしょうか。

「年齢を重ねる事を楽しむ」のがカッコイイ大人
簡単にいえば、若いころの自分をキープしようと無理して頑張るのは「イタイ大人」。年下の世代から憧れられて、ああなりたいと思われる様な「カッコイイ大人」を目指してみませんか?
若者に対して「年齢を重ねることを楽しんでいる」事を大人の余裕と微笑みであらわしましょう。「大人って楽しいものだよ。早くこっちにいらっしゃい!」と、若者たちに胸を張って言えるような大人を目指せばいいのです。

若い頃にはなかった、年齢を重ねる楽しさと言うものがきっと見つかるはずですよ。

例えば、ファッションでも少しでも若く見せようとか、流行を追っかけようと努力をするのではなく、逆に「5歳上の年上に見せるファッション」を心がけてみてください。

私の今の目標は、「カッコイイマダム」「素敵なオバサマ」になることです。皆さんも洗練された大人のコミュニケーションで、「あんな素敵な大人になりたいな」と思われるような、「カッコイイ大人」を目指してみませんか?

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