ヴェゼルは海外でも販売されており、欧州や北米では「HR-V」という車名で展開。ヴェゼルシリーズとして中国では「XR-V」も存在しています。
ホンダ新型「HR-V」
新型HR-Vは、クラストップレベルの室内空間と快適性を実現するため、クーペをイメージした大胆で洗練されたフォルムに刷新。
卓越したハイブリッドシステムと先進の安全・テクノロジー機能を搭載し、新たなモデルに生まれ変わります。
新型HR-Vは、コンパクトクーペとSUVが融合したデザインのなかに、最近のホンダ車と同様のクリーンでモダンなデザインに進化しました。
外観は、大胆な一体型グリルを新たに採用するとともに、ボディ形状はロングボンネットとシャープなサイドシルエットを実現。
ボンネットセンターは低くフラットな形状とし、Aピラーの付け根に流れるようなショルダーラインとすることで安定・安心を演出し、SUVの美しさをさらに際立たせています。
インテリアは、ホンダ独自のセンタータンクレイアウトを従来モデルから引き続き採用。ハイブリッドシステムの駆動系コンポーネントをコンパクトにすることで、室内も広く確保しました。
その結果、新型HR-Vはクラストップレベルの室内空間を維持し、大人4人が快適にゆったりと座ることができます。
広々とした内装は、モダンなファブリックやソフトな素材を使用。水平基調のインストルメントパネルによってすっきりとした視界を実現しています。
欧州のホンダは、2022年までに主要モデルのすべてを電動化するという目標を掲げていますが、新型「ジャズ(日本名:フィット)」、新型「CR-V」に続き、新型HR-Vにも2モーターハイブリッドシステム「e:HEV」が標準装備されました。
なお、日本で販売される新型ヴェゼルには、e:HEV車に加えてガソリン車も設定されますが、欧州の新型HR-Vはハイブリッド専用車となります。
機能面では、ダッシュボードに配置された独自のL字型の通気口から空気を送り出し、乗員の横や頭上に新鮮な空気のカーテンを作り出す新しいエアディフュージョンシステムを搭載。
ホンダ独自の車内Wi-Fi・リアゲート電動を装備嬉しい機能ですね。
後席は「折り畳み式」または「跳ね上げ式」のどちらも可能な「マジックシート」を採用し、長尺物や高さのある荷物なども積み込むことができる機能も備えています。