副業がバレた理由の1位は「副業しているところを見られた」(109人)――こんな結果が
バレた理由の2位は「PC・スマホを見られた」(35人)、3位は「給与・税金関係の手続きで」と「つい喋ってしまった」(いずれも28人)、5位は「うわさ・人づてに」(24人)という結果に。
「副業しているところを見られた」と回答した人からは、「自分の部屋で副業をしているときに、親が勝手に部屋に入ってきてしまった」(10代男性)、「週末に家業であるリフォーム会社の手伝いをしていたら、お客さんが取引先の方だった」(30代男性)、「働いているレストランに上司が来た。普段はバックで働いていたが、たまたま店内に出ていた」(40代女性)といった声が寄せられた。
PC・スマホを見られたのは具体的にどんなシーンだったのか。「お客さんから来たLINEの通知を見られた」(20代女性)、「仕事で使うPCで副業の取引先とのメール画面を開いたまま席をたってしまい、同僚に画面を見られてバレました」(30代男性)、「PCの履歴から判明した」(40代男性)といったように、ちょっとした不注意が原因のようだ。ビズヒッツは「副業を隠しておきたい場合、『共用パソコンは副業に使わない』『スマホをデスクに置きっぱなしにしない』などの対策が必要」と指摘する。
副業がバレた相手を尋ねると、「会社の関係者」(72.1%)が圧倒的に多く、「家族」(21.1%)、「プライベートの知り合い」(4.4%)と続いた。
副業していることを秘密にする理由
そもそも、なぜ副業していることを秘密にしているのか。その理由を尋ねたところ、1位は「職場が副業禁止」(121人)、2位は「イメージが良くない」(42人)、3位は「稼いでいると知られたくない」(39人)だった。
稼いでいると知られたくない
・自分のへそくりにしたかったから(20代女性)
・金銭的に余裕があると思われ、リストラで優先される恐れがあるため(30代女性)
・お小遣い制なので、副業での収入があるとお小遣いが貰えなくなる可能性があるから(40代男性)
3位は「稼いでいると知られたくない」です。
「副業の収入をへそくりにしたかった」「自分のために使いたくて」という理由で、「家族や恋人に収入を知られたくなかった」という人が多数。
家族から「稼いでいるなら、少しは家計に入れて」と言われるのが嫌で、内緒にしている人が多いとわかりました。
「イメージが良くない」と回答した人からは、「本業でミスをした時など、副業に気を取られてるからと思われたくない」(30代男性)や「昇給などの評価に関係するのではないかと思うから」(40代女性)といった声が寄せられた。
副業がバレたことで具体的にどんなデメリットがあったのか。困ったことを聞いてみると
1位は「なし」(43人)
2位は「副業を辞める/減らすことになった」(34人)
3位は「詮索された」(24人)
4位は「職場でおびえるようになった」と「自分のイメージが悪くなった」(ともに23人)という結果に。バレて特に困ることがない人も一定数いる一方で、職場における居心地が悪くなったとの声もあった。
今回の調査は3月10~24日にインターネット上で実施。副業がバレた経験のある方から回答をえました。