侍ジャパンが3月11日、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)プールBの第3戦・チェコ戦を迎え、先発の佐々木朗希(21)が4回途中1失点でマウンドを降りた。
“令和の怪物”佐々木朗希にとって「国際大会デビュー」となるこの試合。初回には、最速164キロの直球とフォークを中心に投球。相手の1、2番打者を打ち取ったが、3番のクラップにレフト線へ二塁打を打たれ、続く4番のセルヴェンカを平凡な遊ゴロに打ち取ったが、出場を回避したの源田壮亮(30)に代わってショートで先発出場した中野拓夢(26)が悪送球。チェコに1点の先制を許しました。
2回には6番・7番打者から三振をうばい、前の回から3者連続三振を記録、二死から8番のスモーラに四球を与えましが、後続を遊ゴロに打ち取り、この回を無失点に抑えました。
3回は2番に安打、3番に四球を許しピンチをまねきましたが、後続の打者を打ち取り無失点で凌いました。
打線が逆転に成功しむえた4回、先頭打者を三振に打ち取ると、続く7番のエスカラには162キロの直球が相手打者の膝あたりを直撃し、死球を与えてしまった。
8番のスモーラからは三振を奪い、これで投球制限の65球に達したために、佐々木はマウンドを降りました。チェコ打線を相手に4回途中66球を投げて1失点(自責点0)の、8奪三振の成績だった。
佐々木朗希の快投には世界からも早速反応、ピッチング・ニンジャの愛称で知られる投球分析家のロブ・フリードマン氏は、自身のTwitterで佐々木の投球映像とともに「とんでもない素質だ」とツイート“令和の怪物”のピッチングに驚愕したようだ。
佐々木朗希は“世界デビュー戦”での堂々のピッチングを披露し、自身の役目をしっかりと果たしました。